ユウザロック語録

※年代順、かっこ内の文字は筆者注

●クイックジャパン1997年8月25日号より

「『日本語ラップは生き残れない』って言い続けてきた、マスコミ、メディアをはっきり言って心底恨んでる」

「(前略)いまだに長野に帰ると思うんだけど、『こんな山の中でヒップホップ聴いてたんだな』って。情報が入んないんだけど、その分、自分なりに考えたり解釈をしたことによって、皮膚感覚でヒップホップが聴けた。

 田舎でラジカセ持ち歩いてヒップホップを鳴らしたりとか、そういう行動が俺にとってすごく大事だったんだよ」

●フロント1998年8月号より

「オレがヒップホップだと思ったものが全部ヒップホップなんだよ。川の流れの音だろうが、虫の声だろうが、風の音だろうが、歌いたいと思った時にその音でラップができる。そんなMCにオレはなりたいんだ」

「若い奴だけ、分かる奴だけ分かればいいって考えはナンセンスだと思うね。(中略)分かんない奴にも分からす方が強いっていうかさ」

「『Back City Blues』でオレは凄いことを言ってる。”オレがオレであった時のことを話そう”ってね。オレは残念だけど、もうあの東京に出てきた時のオレじゃないんだ。でも、あの頃のオレを愛してるし、リスペクトしてる」

「言葉はウソだってコト。他人に何かを伝えたいから生まれたのが言葉であって、それは人類最高の発明だと思うけど、言葉はあくまでツールに過ぎないんだと。万能じゃない。

 本当の気持ちを全て言葉で表そうとするのは無理なんだ。だから言葉はウソなんだよ。でも、そこに気持ちを込めるコトはできるし、オレの言ってることはリアルだ。

 矛盾してるかもしれないけど、矛盾してないモンなんて逆に信じられないだろ? だからオレはリリック(詩)を書いている時に消したりしない。消したらそれはリアルじゃなくなっちゃうから。人に見せたくなくて消しちゃう部分こそが一番知りたい事実だったりもするんだよ。

 オレはハズかしい部分も悩んでる部分も全部さらけ出す。それがリアルってコトなんだ」

「オレのやってるのは90年代のロック、21世紀に向けたロックなんだ。宇宙のロックつーかさ。ロックだからって髪たてたり、楽器を持つとかっていうんじゃない。

 ロックは精神なんだ。だからヒップホップはロックなんだ。”グラフティロック”なんだ」

●ミュージックマガジン1998年3月号近田春夫との対談より

「カッティングエッジと契約してセルアウト(自分を売った)だってすごく言われましたよ。だけど、俺セル・インだって。入って内部から爆弾を作って爆発させてやるぜって」

「完ちゃん(高木完)や近田さん(近田春夫)や藤原ヒロシとかに、種を植え付けられたんですよ。完璧にもう。中出しされて妊娠したっていうか。その種どうしてくれるねんってマジで思って、近田さん達にも怒ってた時期があって。みんなハウスとかに行って…」

「ヒップホップがやりたければヒップホップ以外を聴け」

リスナーがレコードを集めている現状に対して
「テメエで作って、テメエで向こうの奴らに発表すればいいじゃねえかっていうか。それが恩返しだろうっていうか。テメエらで消化するんじゃなくて奴らに返してやれよっていうか、それがヒップホップだろう」

「ヒップホップは誰でもできる。何でもありで誰でもできてお金がなくてもできる。アイディアとかエネルギーがあれば誰でもできるっていうこと。

 これが今の子達はない。機材なけりゃいけないとか、服着なきゃいけないとか、ライミングしなけりゃとか、違うだろって思います。何にも考えがなくても伝えたいことがあれば…」

●2000年頃のオリコン誌より

「今だったらラッパーにならない。だってブルーハーブやシンゴ2を越えなくちゃいけないから」
※ブルーハーブ・シンゴ2は共に当時のヒップホップ界に衝撃を与えた新人ラッパー


●ウェストランド2001年1月30日号より

「揺るぎない勇気を詩に書ければ、俺にとって幸せなんだよね」

「自分で見たこと、聞いたこと、確かめたことだけに影響を受けてるから。だから本当にマンガとか映画とか小説とか見ない、一切。自分の眼で見てる風景の方が全然センセーショナル」

「バカにバカって言っても頭良くなんないから「僕はお勉強しなきゃいけないんだ」っていう気持ちにさせるためには、飴と鞭じゃないけどエンターテイメイトが必要なんだよ。コラーって言うと、やっぱ人は逃げていくじゃん」

「街の落書きは増えてくし、ヒップホップは増えてく。これは若者が発言したがっているメッセージなんだよ。おっさんたちわかんねえのかな、ほんとに奴らは自分一人で、自分と戦ってるんだぜってのをわかってやってくれよ」

「よくお喋りだって言われるけど、それは、それだけ人に対して一生懸命なんだよ。でも、俺は何も用いてないよ、いつも酒で酔っぱらってるわけでも、シャブ打ってるわけでもなくて、すごく人に対して緊張感あるから、その人に対して一生懸命自分の気持ちをぶつけるんだよ」

「ストリートって言っても、商店街みたいなもんだからさ。普通に自分ちの前でもストリートだと思うし。ストリートっていうのは、すなわち人が生きてる場所っていうか、そこから生まれる音楽っていうのは歌謡曲であっても普通にストリート・ミュージックだと思う」

「今まではさ、ゲバ棒とかプラカード持ってデモしてたかも知んねぇけど、俺たちはそんなんで変えられるわけねぇって知ってるから。

 石投げてもガラスが割れるだけだけど、人の心は変わらねぇし、破れないじゃん。だから俺は違う武器で戦ってみようと思ってる」

「芸能人。汗かせ、汗、てめーら匂わねぇんだよ、って。俺はさ。チンカスとか汗臭さとか目ヤニ、鼻クソとか鼻汁をぶつけるっていうか、だからみんなが動くんだよ」

「俺を好きだったら、俺を否定しろ。そこから生まれるのがほんとのコトバだよ」

●別冊週間実話2001年7月2日号より

AVは観ますかという質問に答えて、
「俺、AV嬢に同情しちゃうからダメなんだ。なんでこんなかわいい子なのに脱いじゃって、相談してくれれば俺がどうにかしてやるよ、みたいな。お金に困っているのか、みたいな(笑い)。ほんとに。すごい感情移入しちゃうんだよね」

●音楽と人2002年7月号より

「(住んでた場所は)恵比寿。恵比寿とか代官山とかしか住んだことないから。オシャレに金はつぎ込んだりとかしてて、そういうアーティスティックなポテンシャルの部分だけは下げられないっつーか。「夜霧のハウスマヌカン」みたいに、ギャルソン来たり、ヨージ・ヤマモト着てんだけど、ゴハンはのり弁、みたいなとこだよ」

※当時の部屋は風呂無し


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