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「IQ300」とかよく耳にするが、意外と知らないのがこのIQというもの。小学校1年生の頃にみな必ずIQテストを受けているのだが、ほとんどの人は覚えておらず、自分のIQを知ることもないまま生きている。そこで今回はこの意外と気になる「IQ」についての話をしたいと思う。
■IQ100以下は…
そもそもIQとは、200とか300とかテレビなどで出るため、てっきりどれくらい高いかを調べるものだと思いこんでいる人が多いが、実は普通学級と特別学級のどちらに行くべきかを調べるために開発されたものである。
そしてIQが100以下の場合、特別学級となり、100以上だと普通学級となる。つまりあくまで下を調べるためのテストであり、どれだけ高いかというのはおまけなのだ。そしてついでに言っておくとIQの測定は200までが限度であり、それ以上の数字はあくまで推定となるため300というのはひどくあいまいな数字となる。
■ならばあなたのIQは?
そうなると気になるのが自分のIQ。しかし、はっきり言ってしまうとあなたのIQは100〜130の間である。なぜならそれ以上の数字が出た生徒は学校から呼び出されるからだ。つまり呼ばれた記憶のない人は130以下となる。
なーんだつまらない、と思ったあなたに130以上の人の話をしよう。これは私の実際に遭遇したIQ135の人の話である。少し長くなるが、ぜひ読んでみて欲しい。
■IQが高いと不幸になる!?
それは私が4年前にとりあえず免許でも取ろうと群馬の合宿所に行った時の話である。
同時に入った人は男3名。部屋は2人部屋であり私と同室だったのは、28歳のF井さんという人。少し頭が薄くなり、みるからにモテそうにない人だったが、紳士であり、非常にやさしい人だった。互いに「よろしく」と挨拶を交わし、合宿生活はスタートした。
免許の合宿と言っても実際は非常にヒマである。午前中に車に乗って午後はずっと部屋にいたり、お昼過ぎから3時30分までだったりと一日のうちのほとんどがダラダラとしたまま時間が流れていく。教習では体を動かすこともないので、私は部屋の中で一人でタオルを丸めてサッカーをしたり、逆立ちや腕立てなどをしていた。同室のF井さんはそんなうるさい私に怒るでもなく、優しい眼差しを向けるだけだった。F井さんは大抵本を読んで過ごしていた。何を読んでいるのかは分からなかったが、とにかく基本的に静かな人だった。
夜になるとF井さんは焼酎を飲み、ダラダラと私と話す。家がどこなのか? どんな環境で育ったのか? など他愛もない話だ。その流れの中でF井さんが「僕はIQが135あるんだよね」と自慢っぽくない感じでいった。当時、IQについての知識がなかった私は、IQってなんですか? みたいな基本的なことを彼に聞いた。その中で「130以上の人は先生に呼ばれる」「『IQが135なんだから受験しなさい』と小学校の頃の担任に言われたが、IQと勉強は関係ない」などの普通の人にはあまり知り得ない話を聞いた。
そして何より興味深かったのが、彼の経歴である。彼は板橋区に生まれ育ち、東京の大学を出て、現在は群馬のスーパーに就職しているという。なぜ東京の大学を出て、群馬のスーパーに? と思わず疑問を持ってしまうが、「色々あって」ということを言われると何も聞けなくなってしまった。しかし、その色々は数日後に理解できた。
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